申請者 | 血液内科医長 | 米野 琢哉 |
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課 題 | 未治療多発性骨髄腫に対するCBD療法+自家末梢血幹細胞移植の有効性の検討 | |
研究の概要 | 通常65歳未満の多発性骨髄腫に対しては、導入治療と呼ばれる抗がん剤治療を3~4コース実施、その後、アルケラン大量投与+自家末梢血幹細胞移植を行う事が標準治療となっている。ところが、導入治療の内容について至適薬剤の組み合わせ、治療期間についてのコンセンサスはまだない。今回、導入前治療として、ボルテゾミブ、デキサメサゾン、エンドキサンを含む多剤併用導入療法(CBD療法)の多施設共同第2相臨床試験を計画した。CBD療法は、先行研究において有効性が高いと推察され、且つ国内でも保険承認薬の範囲で実施可能である。CBD療法の有効性と有害事象を分析し今後の診療に役立てる。 | |
判 定 | 承認 本審査は、全員一致で承認された。 |
申請者 | 血液内科医長 | 米野 琢哉 |
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課 題 | 多発性骨髄腫患者におけるサイトカイン・血管新生因子の網羅的解析 | |
研究の概要 | 多発性骨髄腫に対する抗がん剤治療に伴うサイトカインおよび血管新生因子の変動を網羅的に解析し、特にこれまで不明な点が多かったベルケイドおよび免疫調節薬による作用機序がさらに明らかとなり、より効果的な病態把握や治療方法の開発に貢献することを目的とする。 | |
判 定 | 承認 本審査は、全員一致で承認された。 |