| 申請者 | 救急科医師 | 堤 悠介 |
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| 課 題 | 病院外心停止に対する包括的治療体制の構築に関する研究 | |
| 研究の概要 | 様々な病気やけがなどの原因により人は生命に危険のある状態になり、その最重篤な状態が心肺停止の状況です。これはすでに心臓や呼吸の動きが止まっている状況を指し、迅速な蘇生処置を要します。近年の医学の進歩にもかかわらず、院外で心肺停止状態となってしまった場合、社会復帰率は8％と依然として非常に低い状況です。この社会復帰率を改善させるためには、全国的あるいは国際的規模でこうした患者様の情報を集めて、その実情を把握し、よりよい救急医療システムの構築や治療法を模索することが不可欠です。 こうした状況に基づいて、本研究は、救急医療に関する日本を代表する学会である日本救急医学会の主導のもとに、全国の救急医療機関において共同で心肺停止例の情報（社会背景や原因、治療内容、検査結果、予後など）を登録・共有し、日本における実情の把握を行い、社会復帰率の向上に役立てようというものです。 |
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| 判 定 | 承認 本審査は、全員一致で承認された。 |
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