申請者 | 循環器科医長 | 四方 達郎 |
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課 題 | モリブデン粉末を用いた皮膚パッチテストの施行 | |
研究の概要 | 狭心症の為、冠動脈ステント留置術が必要と診断された患者さんがおられるが、その方は金属アレルギーを持っている。ステント留置術を行うためには、ステント金属の各構成成分について、パッチテスト(アレルギーの有無を診断するために試薬を皮膚に貼付するテスト)を施行し、各金属に対するアレルギーの有無の判断が必要となる。ほとんどの成分はすでに臨床試薬が存在するので、それを用いて検査を行う事が可能であるが、モリブデンは臨床試薬が存在しない。そのため、院内にてモリブデン粉末を基剤で薄めて調剤する事で試薬を作成し、それを用いて皮膚にパッチテストを行う必要がある。このような方法は他の大学や病院からの報告例が既にいくつかある。今回はそれらの報告を参考にしながら、人体に害を及ぼさないように慎重な配慮の下で調剤しパッチテストを行う。 | |
判 定 | 承認 本審査は、全員一致で承認された。 |