申請者 | 救命救急センター看護師 | 鈴木 菜積 |
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課 題 | 救急領域におけるエンゼルケア ~逝去後患者の家族対応を含めたエンゼルケアの検討~ |
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研究の概要 | 第1段階として、当救命センター看護師が、死後の変化を理解しそれに対するエンゼルケアを実施できているか、実施したエンゼルケアについてどのように説明しているかなどを実態調査する。第2段階として、実態調査で得られた改善点などから、患者が亡くなった時から遺体との別れとなるまでの時間を、家族が遺体と触れあうことができるエンゼルケアが行えるようパンフレットを作成し、当救命センター看護師の認識の変化を評価する。 | |
判 定 | 承認 本審査は、迅速審査にて承認された。 |
申請者 | 4階西病棟看護師 | 大森 愛子 |
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課 題 | 口腔ケアアセスメントシートに関連した調査 | |
研究の概要 | 当病棟は呼吸器疾患の患者が多く、口腔内の汚染、誤嚥に伴う肺炎の増強、再燃のリスクが極めて高い現状にある。そのため、看護師、患者自身の口腔ケアの手技の獲得は極めて必要性の高く、現在の当病棟の看護師の口腔ケアへの認識を再確認し、今後の統一した手技の獲得、向上に繋げるため今回このテーマを選出した。当病棟の看護師の口腔ケアへの意識・現状を明らかにし、手技を統一するとともに、質の高い看護実践と患者のQOL向上をめざすためアンケート調査を用いて今回の検証を行うこととした。今後は、口腔ケアを実践していくことで誤嚥性肺炎の発症を少なくできる可能性を持つと考え本研究に取り組んでいきたい。 | |
判 定 | 承認 本審査は、迅速審査にて承認された。 |
申請者 | 3階西病棟看護師 | 森谷 博子 |
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課 題 | 急性期外科病棟において退院支援に意欲的に取り組んでいる看護師の行動に関する考察 | |
研究の概要 | 当病棟の特徴は、外科の周術期看護が中心となっている急性期病棟である。そのため看護師の意識はクリティカルケアが主体となっている。そのような状況の中退院支援に意欲的に取り組む看護師がいる。その看護師の行動調査を行い、退院支援のロールモデルとなり得る看護師の看護を言語化することを可能とする。本研究の結果をスタッフ育成の資料とし、退院支援のロールモデル行動を引き起こし実践できる看護師が増えることで、病棟全体の退院支援の質が向上すると考える。 | |
判 定 | 承認 本審査は、迅速審査にて承認された。 |
申請者 | 外来診療棟看護師 | 軍司 美穂 |
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課 題 | 下腹部へのクッション挿入時の安楽な腹臥位の検討 ~仙骨硬膜外ブロック時の苦痛緩和を目指して~ |
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研究の概要 | (1)目的 下腹部にクッションを挿入した状態での安楽な腹臥位を体圧と知覚状態から明らかにする。 (2)対象及び方法 (対象)BMIが18.5~25未満の成人10名を対象とする。アンケートにて腰部に不快感・痛みを自覚しているか聴取し、自覚症状がある成人をA群、健康な成人をB群とする。 (方法)プレ実験 ・腹臥位で体圧のかかる11か所(頬部・肘部・乳頭部・心窩部・肋骨弓部・臍下部・上前腸骨棘部・恥骨部(女性)・陰茎部(男性) ・大腿部・膝部・脛骨稜部の体圧測定をする。 ・プレテストにて末梢循環障害を引き起こすとされている毛細血管圧の32mmHgより高値を示した測定部位をデータの収集部位とする。 第1期 ・体重、腹囲の測定を行う。 ・調査票を用いてインタビューを行う。 ・下腹部に現在使用しているクッションを入れ、20分間腹臥位を取りプレテストにて体圧の高かった部位の体圧測定を行う。 ・検査中タイマーで時間を測り、5分毎に被験者に構造化した調査票を用いて聞き取りを行う。 ・体位制限が解除になった時点で、自記式アンケートの依頼及びインタビューを行う。 第2期 ・身長、体重、腹囲の測定を行う。 ・調査票を用いてインタビューを行う。 ・第1期の分析結果から検討された方法で、20分間腹臥位を取り第1期と同じ測定部位の体圧測定を行う。 ・検査中タイマーで時間を測り、5分毎に被験者に構造化した調査票を用いて聞き取りを行う。 ・体位制限が解除になった時点で、自記式アンケートの依頼及びインタビューを行う。 |
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判 定 | 承認 書類の修正を行うことを条件に承認された。 |