倫理審査委員会

倫理審査委員会 平成30年06月13日(水)

審議内容

申請者 臨床研究部 湯沢 賢治
課 題 腎代替療法の情報提供における腎移植に関する情報提供ツールの開発
課題の概要 これまで腎代替療法として血液透析の導入に際し、腹膜透析と腎移植の情報提供がされておらず、日本では血液透析が極端に多くなっていた。このため、平成30年度の保険診療報酬改定において、末期腎機能障害患者に腎代替療法を説明する時に、腹膜透析と腎移植についての情報提供が行われれば診療報酬が支払われることとなった。
本研究は、血液透析施設において、腎代替療法について十分な情報提供が行えるよう、血液透析施設にアンケート調査を行った上で、タブレットコンピューターを用いた情報提供ツール開発を行い、腹膜透析と腎移植の後進県である茨城県での腎代替療法の情報提供に役立たせようとするものであり、最終的には、腎移植の普及につながる体制作りを目的とする。
判 定 承認
本審査は、全員一致で承認された。