倫理審査委員会

倫理審査委員会 令和元年07月10日(水)

審議内容

申請者 呼吸器科 遠藤 健夫
課 題 フェノタイプ・エンドタイプに着目した本邦の喘息患者における3年間予後の検討
研究の概要 研究計画書・説明文書、同意文書の変更申請
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 脳神経外科 加藤 徳之
課 題 出血源不明のくも膜下出血に対するMRI vessel wall imageの探索的研究
研究の概要 筑波大学附属病院及び関連施設に入院したくも膜下出血症例のうち、初回の検査で出血源が不明な症例を対象とする。それぞれの症例に対して出血源検査(脳血管撮影、造影CT、MRI vessel wall image)をおこない、出血源の同定の有無とMRI vessel wall image所見を比較検討する。発症日が不明な症例、外傷性によるくも膜下出血症例、体動やアーチファクトや腎障害などにより造影MRIの施行が不可能な症例は除外する。検討項目は年齢、性別、WFNSグレード、CT画像所見、出血源検査方法、検査日、発症からMRI撮影までの時間、MRI画像所見、出血原因、出血部位、再出血、退院日、退院時mRSとする。
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 血液内科 堤 育代
課 題 未治療多発性骨髄腫に対するVRD(Bortezomib,Lenalimide,Dexamethasone)療法+自家末梢血幹細胞移植の有効性の検討
研究の概要 研究計画書・説明文書、同意文書の変更申請
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 循環器科 中山 久美子
課 題 (治験国内管理人)クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社の依頼による駆出率が保持された慢性心不全患者を対象としたエンパグリフロジンの第Ⅲ相試験
研究の概要 説明文書、同意文書・研究責任者の変更申請
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 循環器科 中山 久美子
課 題 (治験国内管理人)クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社の依頼による駆出率が低下した慢性心不全患者を対象としたエンパグリフロジンの第Ⅲ相試験
研究の概要 説明文書、同意文書・研究責任者の変更申請
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 外科 小﨑 浩一
課 題 腹水濾過濃縮再静注法(CART)における低温保存腹水の有用性の検討
研究の概要 これまでの研究でCARTは難治性腹水患者に有用であることが判明した。CARTを臨床現場の現状により近付け、柔軟に対応するための臨床研究を計画した。臨床現場では、患者の状況に応じ腹水採取を午後や夜間に行わなければならないことがある。そこで採取腹水を24時間・4℃に保存し、翌日処理した濾過濃縮腹水が安全に患者に再静注できることが確認できれば、臨床現場の実情に即応できる上に患者にとっても有益である。本年度はこれまでのCART研究の結果をもとに、24時間・4℃に保存した採取腹水にCARTを行い、その安全性と有効性を検討することを目的とした。
判 定 承認
本審査は、全員一致で承認された。
申請者 リハビリテーション科 長谷川 慎
課 題 退院後の運転状況の実態調査と当院で行うべき自動車運転評価の検討
研究の概要 リハビリテーション処方を受け、自動車運転の希望がある脳血管疾患(頭部外傷含む)患者を対象に自動車運転評価(J-SDSA)を実施する。J-SDSAと他高次脳機能検査を用い、急性期において評価すべき検査の検討と選定を行う。また運転状況調査として退院後6か月以上経過した対象者に質問用紙を送付して、実際の運転や事故の状況を把握し、検査成績との相関を調査する。
判 定 条件付承認
修正後の書類を提出することを条件に承認とする。
申請者 リハビリテーション科 矢野 博義
課 題 入院心不全患者に対する運動介入が予後に及ぼす影響についての多施設共同研究
研究の概要 本研究は、当院循環器内科に入院しリハビリの依頼のあった心不全患者を対象に、運動療法を施行し、退院時の身体機能が予後(心不全再入院)に影響を及ぼすかを明らかにすることと、心不全における腸管浮腫の有無や血行動態の差が、その後のリハビリ効果に影響を及ぼすかを検討することを目的とする。本調査により退院時の身体機能の目標値が明確化し予後の改善に寄与し、身体状況を考慮した栄養管理方法を見出す一助になると考える。
判 定 条件付承認
修正後の書類を提出することを条件に承認とする。