申請者 | 看護部 | 仲宮 優子 |
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課 題 | 本邦の腎移植看護・ケアに関する全国実態調査 | |
研究の概要 | 2018年の診療報酬改定により腎移植・腹膜透析の推進が国家レベルで推奨され、腎疾患全般として腎代替療法の一つである腎移植を熟知し、適切な情報提供ならびに看護を提供していくことが求められる。しかしながら、本邦における全国的な腎移植看護の実態が明らかではなく、腎移植看護の標準化がされていないのが現状である。腎移植施設は130施設を超えるが、レシピエント移植コーディネーターが在籍する施設が全てではなく、腎疾患に携わる看護師が腎移植看護を担っている実情がある。そのため、腎移植看護の質の均霑化が図れず、具体的にどのような看護が展開されているのかも明らかになっていない。本研究において、腎移植看護師が備えるべき知識やスキル、看護の内容、求める情報、今後の課題などが明らかになることにより、慢性腎臓病看護における腎移植看護の実情を踏まえた教育の在り方と、腎移植看護の体系化に寄与できると考える。 腎移植施設で腎移植看護に携わる看護師・レシピエント移植コーディネーターに対して、腎移植看護の実態、課題、希求について調査し、今後の腎移植看護の発展の一助とすることを目的とする。 |
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判 定 | 条件付承認 修正後の書類を提出することを条件に承認とする。 |
申請者 | 外科 | 森 千子 |
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課 題 | エストロゲン受容体陽性HER2陰性乳癌に対するS-1術後療法・長期予後に関する多施設共同観察研究:POTENT附随研究 | |
研究の概要 | エストロゲン受容体陽性かつHER2陰性の原発性乳癌を対象とし、標準的な術後内分泌療法単独に比べて、標準的な術後内分泌療法とS-1を併用することにより、再発抑制効果が高まることはPOTENTで検証した。 POTENT終了後の、全生存期間、無病生存期間、再発または再発以外の癌病変が確認された症例の治療選択およびその経過についての調査をするのが本研究の目的である。 |
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判 定 | 承認 本審査は、迅速審査にて承認された。 |