倫理審査委員会

倫理審査委員会 令和04年06月08日(水)

審議内容

申請者 脳神経外科 山崎 友郷
課 題 レセプト等情報を用いた脳卒中・脳神経外科医療疫学調査
研究の概要 脳神経外科医療の診療施設から提供されるDPCデータにより、脳卒中や脳神経外科疾患、および共通のリスク因子を有し、脳卒中発症・再発と関連しうる循環器病の診療に関連する疾患を有する患者の対象症例を絞り込んだ全国規模の大規模データベースを構築し、今後の脳卒中関連の研究等に活用するとともに、医療施設の負荷を抑えた方法で脳卒中、脳神経外科医療に関する症例データベース構築を継続していくもの。
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 整形外科 小川 健
課 題 大腿骨近位部骨折データベースへの参加査
研究の概要 大腿骨近位部骨折は脆弱性骨折の終着駅とも言われ、高齢化の進行する世界的な規模での対策が求められている。日本脆弱性骨折ネットワーク(Fragility fracture network-Japan;FFN-Japan)では、病院間、地域性、さらに国際的な比較を行い、我が国の治療の特色や課題について検討し、その結果に基づいてガイドラインを反映させた監査体制の構築を目指している。
当施設も本調査に参加することにより、日本における大腿骨近位部骨折治療手術の現状の把握、エビデンスに基づいた手術ガイドラインの策定、治療成績の向上に寄与することを目的とする。
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 救急科 樋口 遥水
課 題 腸管壊死が疑われる急性腹症患者の術前壊死診断に関する術前Dual-Energy CTの診断精度に関する後ろ向きコホート研究
研究の概要 絞扼性イレウスなど腸管壊死の可能性がある急性腹症では、腸管壊死の有無により、腸管切除術が必要になるが、通常の術前CTで壊死の有無を正確に診断することは困難である。Dual-Energy CTは通常普及しているSingle-Energyと異なり、2種類の菅電圧で撮像するCTであり、腸管壁の造影効果を強調でき、より鋭敏に腸管壊死を診断できる可能性がある。しかしその診断精度は未だ分かっていない。本研究は腸管壊死が疑われ緊急手術を施行される急性腹症症例に対する術前Dual-energy CTの腸管壊死に対する診断精度を検証する研究である。
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 リハビリテーション科 石井 俊介
課 題 血液内科に入院中のリハビリテーション患者におけるがん治療関連心機能障害の現状調査 ‐後ろ向き観察研究‐
研究の概要 研究期間の変更申請
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 救急科 安田 貢
課 題 低体温症患者の医学情報に関する疫学調査
研究の概要 研究期間の変更申請
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 救急科 安田 貢
課 題 地域における病院前心肺停止者の救命率向上と悉皆学校BLSなど蘇生教育強化の有効性に関する調査研究
研究の概要 研究期間の変更申請
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。