倫理審査委員会

倫理審査委員会 令和06年11月13日(水)

審議内容

申請者 呼吸器科 沼田 岳士
課 題 重症喘息における生物学的製剤への反応性を規定する因子の検討
研究の概要 研究責任者の変更申請
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 薬剤部 小島 卓也
課 題 トリプルネガティブ早期乳がんにおけるペムブロリズマブ併用レジメンの使用状況及び有害事象の調査
研究の概要 近年トリプルネガティブ乳がんにおいてPembrolizumabを併用する新しい治療法が開発された。周術期及び、再発または進行乳がんに対して使用できるものだが、国際共同第Ⅲ相試験〈KEYNOTE-522試験〉での副作用プロファイルと当院での使用経験において乖離があると考えている。特に内分泌系における有害事象が多く見受けられると考えている。そこで当院におけるPembrolizumab併用レジメンの使用状況及び副作用状況の実態を調査し当院での今後の方針と、対策を検討したい。
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 外科 中村 亮太
課 題 サルコペニアを有する肺癌手術症例における性差についての検討
研究の概要 様々な癌種で術前免疫・炎症マーカーや骨格筋減少が予後因子、あるいは合併症の予測因子となることが報告されてきた。近年、悪液質について関心が高まっており、特に性差による違いが報告されるようになってきた。そこで、当院において、肺癌手術症例において骨格筋減少と性別について注目し、違いを見いだすことを目的とした。
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 看護部 和田 由樹子
課 題 橈骨動脈穿刺による脳血管造影を受ける患者の苦痛軽減に向けた看護支援
研究の概要 当院で行われている橈骨動脈穿刺による脳血管造影において、合併症予防のためマンシェットによる上腕加圧やホットパックの使用を実施している。そして、検査中は長時間の上肢の外旋伸展位となるため、神経麻痺の出現リスクがあり、医師と共に治療中から神経障害の有無を評価している。検査中に患者が感じる苦痛の傾向を調査し、適切なタイミングで具体的な症状の説明や確認を行いながら、患者の苦痛軽減のための看護の在り方を再考する。
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 看護部 関 美咲
課 題 救命救急センター看護師のICDSCの評価の妥当性と評価に影響する因子の検討
研究の概要 せん妄が発生することで、入院期間の延長や廃用症候群の増加となるため、その予防として、せん妄のモニタリング・マネジメントが重要である。そこで当院救命救急センターでは、せん妄の早期発見のためモニタリングツールとしてICDSCを2022年に導入した。現在もICDSCの評価は継続しているが、看護師により評価に乖離があることや、評価の妥当性に不安をかかえている看護師がいる。そのため、評価の妥当性とその評価に影響する因子を調べることが必要であると考えた。それらを調べることでICDSC評価の妥当性を高め、せん妄の早期発見・離脱への看護介入に繋げる。
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 循環器科 小泉 智三
課 題 レセプトおよびDPCデータを用いた循環器疾患における医療の質に関する研究
研究の概要 研究計画書および公告用文書の変更申請
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。
申請者 脳神経外科 中村 和弘
課 題 レセプト等情報を用いた脳卒中・脳神経外科医療疫学調査
研究の概要 研究責任者の変更申請
判 定 承認
本審査は、迅速審査にて承認された。