麻酔科

手術室へ

手術当日―手術室へ

手術室へ移動します

 手術当日には、指示されたお薬を飲んだり、点滴を留置してから移動することもあります。
手術室までは患者さんご自身で歩いて移動する場合と移動用のベッドで寝ながら移動する場合があります。
小児の場合は、手術前に、不安を軽くするお薬を飲むか、座薬をいれることがあります。

手術室の中では・・・

 手術室に入室後、何度か本人確認をします。
続いて、図にあるように心電図や血圧計などの麻酔に必要な装置(モニター)をつけ、 点滴をします。
手術中や手術後にも、このモニターを体につけていだたきます。

麻酔をして、手術が行われますす

全身麻酔

 意識がありません。
 一般的に、胸や腹、脊椎、顎、顔面、脳の手術では全身麻酔が行われます。
 小児では、小さなケガの手術を除いて、通常、全身麻酔を行います。見慣れない手術室での不安が大きいため、眠っている状態の方が安全だからです。

局所麻酔

 意識があります。
 へそから下の手術(婦人科疾患、虫垂炎、痔、下肢の骨折)には、局所麻酔のうち、脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔を単独で用いることが多いですが、全身麻酔と併用することも多くあります。

 それぞれ単独で行うときと、両者を併用するときがあります。
また、手術中の全身状態に応じて麻酔法を変更することもあります。
患者さんごとに、担当の麻酔科医が最も安全と考えられる麻酔法を選択します。

患者さんの安全を重視して、あらゆる先進医療機器を併用しながら麻酔を行います。

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