麻酔科

硬膜外麻酔

硬膜外麻酔の流れ

(1)猫のように背中を丸くしてください

 手術をする所に合わせて、背中のどこから麻酔薬をいれるかを決め、カテーテルという細い管を入れます。
 ひざを抱え込んで、背中を猫のように丸めて横になってください。

(2)カテーテルを挿入します

 背中に痛み止めを注射して、針を刺します。
 カテーテルはこの針を通して脊髄の近く(硬膜外腔)に入れます。
 この針はカテーテル挿入後は抜いて、カテーテルのみ残します。

(3)カテーテルに麻酔薬を入れます

 麻酔の効きを確かめてから、手術が始まります。
 このカテーテルから何度でも麻酔薬を入れることができます。

※手術後も痛みを抑えることができます

 手術後もこのカテーテルに局所麻酔薬などの痛み止めを入れて、数日間にわたって痛みを抑えることができます。
 このカテーテルは必要がなくなれば、簡単に痛みを伴わずに抜くことができます。