病院のご案内
診療科・部門
脳神経外科
救急医療部長 | 安田 貢 | 脳神経外科 専門医、脊髄外科 認定医、救急 専門医 |
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脳血管内治療部長、主任医長 | 加藤 徳之 | 脳神経外科 専門医、脳卒中外科 技術指導医、脳血管内治療 指導医 |
脳卒中担当医長 | 山崎 友郷 | 脳神経外科 専門医、脳卒中 専門医、脳卒中外科 技術指導医、 脳血管内治療 指導医 |
脳腫瘍担当医長 | 遠藤 聖 | 脳神経外科 専門医、脳卒中 専門医 |
脳血管内治療医長 | 佐藤 允之 | 脳神経外科 専門医、脳卒中 専門医、脳血管内治療 指導医 |
医師 | 丸山 沙彩 | 脳神経外科 専門医、脳血管内治療 専門医 |
専修医 | 菊池 訓恵~9月/10月~塚田 篤志 |
水戸医療センター脳神経外科は筑波大学脳神経外科研修プログラムの研修指定病院となっています。当科は脳神経外科全般の初期診療、中でも上記スタッフ資格一覧よりお分かりになるかと思いますが脳血管障害、脊髄脊椎疾患、頭頚部外傷に特化した脳神経外科グループです。
脳腫瘍も良性の髄膜種など扱いますが悪性腫瘍、下垂体腫瘍などは大学病院への紹介を基本としております。てんかん診療も内服コントーロールなど行いますが難治性や手術加療必要な症例ならびに機能脳外科手術は大学病院への紹介となります。
平成22年7月から、茨城ドクターヘリの導入に伴い外傷性疾患が増加しております。また脳卒中対策基本法実施から脳卒中診療体制が県内でも少しづつ進んでいます。
当院は県内23のプライマリーストロークセンター(Primary Stroke Center:PSC)の中で急性期機械的血栓除去術が常時対応可能な県内5つのPSCコア施設のひとつに選定されており、県央ならびに県北地区の脳卒中診療の中核施設の使命を担っております。
筑波大学からの専攻医の受け入れや当院の初期研修プログラムでのローテンション希望医師に対する脳神経救急の初期の教育も積極的に行っています。また血管内治療に関しては筑波大学の医局医師のみならず他大学から臨床研修の受け入れた実績も有しており広く門戸を広げて脳神経救急診療体制を取っております。
検査機器
CT2 台、MRI(1.5T)2 台、DSA1 台 (Phillips)
手術支援 Navigation (光学、磁場式)、神経刺激装置 1 台、顕微鏡1台(予備機1台)、外視鏡1台
当院の特徴
1.破裂、未破裂脳動脈瘤に対して血管内治療を第一選択としている
2.急性期主幹動脈閉塞症例に対する血栓回収術が多い
3.ドクターヘリ運航の関係から重症頭頚部外傷が多い
治療方針
一般的な脳神経外科に精通し、患者さんにとって最適な治療を行います。そのため悪性脳腫瘍など集学的治療が必要な症例、下垂体、頭蓋底腫瘍など特殊手術を要する症例、困難な血管内治療症例などは筑波大学ならびに虎の門病院、横浜市立大学、獨協越谷病院などと連携を取り最善の治療を提供できるように心掛けています。
対応疾患
脳血管障害(くも膜下出血、脳梗塞、脳出血)、脳腫瘍、脊髄腫瘍
頭部、脊椎外傷、変形性頚椎疾患(頸椎症、後靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症、腰椎症など)
顔面けいれん・三叉神経痛、水頭症(正常圧水頭症、続発性水頭症)
治療実績
年間の手術件数の推移は以下のとおりで、手術の半数が血管内手術となっております。
その他、腫瘍、血管障害、外傷、脊椎脊髄、機能手術(顔面けいれん)手術が存在します。
令和2年以降はコロナ禍のため手術件数は1-2割り減少しました。
2019 |
2020 |
2021 |
2022 |
||
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手術総数 | 268 |
252 |
262 |
250 |
|
脳腫瘍 | 6 |
8 |
6 |
5 |
|
脳血管障害 | 20 |
38 |
49 |
32 |
|
Clipping |
3 |
8 |
7 |
5 |
|
ICH |
12 |
21 |
33 |
20 |
|
AVM |
1 |
4 |
2 |
0 |
|
CEA |
1 |
0 |
2 |
2 |
|
STA-MCA bypass |
2 |
0 |
2 |
2 |
|
外傷 |
40 |
40 |
41 |
55 |
|
脊椎脊髄 | 27 |
20 |
3 |
8 |
|
水頭症 | 5 |
7 |
11 |
8 |
|
奇形 | 0 |
0 |
0 |
0 |
|
機能的手術 (MVD,てんかん) |
3 |
3 |
4 |
3 |
|
脳血管内手術 | 157 |
120 |
124 |
122 |
|
破裂瘤 |
28 |
22 |
16 |
16 |
|
未破裂瘤 |
26 |
18 |
16 |
36 |
|
AVM/AVF |
5 |
11 |
5 |
3 |
|
CSA |
33 |
27 |
20 |
14 |
|
血栓回収術 動注療法 |
62 |
38 |
60 |
50 |
|
その他 |
13 |
13 |
2 |
3 |
平成31年度-令和1年度 総手術件数 268件
脳腫瘍 6件、血管障害20件(clipping 3件、ICH 12件、AVM 1件、CEA 1件、バイパス 2件)、
外傷40件、 脊椎脊髄27件、 水頭症 5件、 奇形 0件、 機能的手術 3件、
血管内手術157件(破裂瘤28件、 未破裂瘤 26件、AVM/AVF 5件、 stent 33件、
血栓溶解 62件)、 その他 13件
令和2年度 総手術件数 252件
脳腫瘍 8件、血管障害38件(clipping 8件、ICH 21件、AVM 4件、CEA 0件、 バイパス 0件)、
外傷40件、 脊椎脊髄20件、 水頭症 7件、 奇形 0件、 機能的手術 3件、
血管内手術120件(破裂瘤22件、 未破裂瘤 18件、AVM/AVF 11件、 stent 27件、
血栓溶解 38件)、 その他 13件
令和3年度 総手術件数 262件
脳腫瘍 6件、血管障害49件(clipping 7件、ICH 33件、AVM 2件、CEA 2件、 バイパス 2件)、
外傷41件、 脊椎脊髄3件、 水頭症 11件、 奇形 0件、 機能的手術 4件、
血管内手術124件(破裂瘤16件、 未破裂瘤 16件、AVM/AVF 5件、 stent 20件、
血栓溶解 60件)、 その他 2件
令和4年度 総手術件数 250件
脳腫瘍 5件、血管障害32件(clipping 5件、ICH 20件、AVM 0件、CEA 2件、 バイパス 2件)、
外傷55件、 脊椎脊髄8件、 水頭症 8件、 奇形 0件、 機能的手術 3件、
血管内手術122件(破裂瘤16件、 未破裂瘤 36件、AVM/AVF 3件、 stent 14件、
血栓溶解 50件)、 その他 3件
脳卒中相談窓口について
水戸医療センターでは「脳卒中相談窓口」において以下の様な様々な相談をお受けし支援して参ります。
・脳卒中の医療費
・回復期リハビリ病院,療養病院について
・施設入所について
・脳卒中後遺症の介護費など経済面
・脳卒中の後遺症一般について
・自宅退院後の生活について
・介護保険申請について
・復職について
・運転再開について
・脳卒中の予防、再発予防について
脳卒中相談窓口 〇 入院中の方 1F地域医療連携センター内(医療福祉相談室、退院調整室)
〇 通院中の方 脳神経外科外来
電話での問い合わせ 月-金 14-16時 代表 029-240-7711 相談費用無料
その他相談可能内容
施設区分
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム等)
介護老人保健施設(老健)
介護医療院
有料老人ホーム
地域密着型施設(サービス)
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
小規模多機能ホーム
在宅区分
自宅、サ高住:サービス付き高齢者住宅
介護サービス
地域包括支援センター
介護保険主治医意見書
介護サービス情報公表制度
医療保険制度等
高額療養費制度
難病医療費助成制度
傷病手当金
自立支援医療
身体障害者手帳
成年後見制度
労働災害
就労支援
- 学会登録事業 JND:Japan Neurosurgical Database に関する → 患者さんへのお願い